

私たちは
Pekata Mundiは、二つの魂の出会いから生まれた音の旅です。
小野文恵のピアノの繊細さと深み、そしてシャビ・ゴンサルボのマンドリンの澄み切った輝き。
彼らの音楽は、コンテンポラリージャズとワールドミュージックの響きが織りなす境界域を彷彿とさせます。そして、彼ら自身の作品と、エルメート・パスコアル、坂本龍一、マイク・マーシャル、ハミルトン・デ・ホランドといった巨匠たちの作品が共存する空間です。
ヨハン・セバスチャン・バッハの光り輝く影もまた、彼らの歩みの途中に姿を現します。バッハの音楽的構造は、厳格さ、自由さ、そして美しさを湛えた対話と即興演奏にインスピレーションを与えています。
それぞれの演奏は開かれた対話であり、異なる文化と時代をつなぐ架け橋です。ささやき声のような親密さ、即興演奏のエネルギー、そして予期せぬ刺激が織りなす興奮。
Pekata Mundi は単なる演奏にとどまりません。私たちを新たな聴き方へと誘います。
ピアノとマンドリンの対話が、いかにして新たな世界を切り開き、私たちをポピュラーなルーツから普遍的な音の地平へと導いてくれるのかを発見するのです。
小野文栄
作曲家、ピアニスト、キーボード奏者
愛知県立芸術大学 作曲科修士課程修了
ドキュメンタリー、CM、またNHKやカタルーニャ州営テレビ(TV3)など、テレビやラジオの仕事多数。
また喜多朗のキーボード奏者として
ワールドツアーに参加。

シャビ・ゴンサルボ
マンドリン、オクターブマンドリン
サラゴサとバルセロナでソルフェージュ、ハーモニー、ベース、歌、ピアノを学ぶ。発弦楽器を専門とする演奏、編曲、作曲家を手掛ける。アラゴンの音楽グループ、コロナムサ、 マラス・イェルバス (アニマルツアープロダクションズ)、ザビエル ヴァル アンド ザ カルボネロス、パンティクルエル、ザビエル ヴァル &ダルトン・トリオ等に参加、1992年のセビリア万博にて演奏。
サンクガット・デル・バジェスの伝統的行事 カパロッツのためのオリジナル曲を作曲。




